エイドカレーレシピ

最近よく聞かれるのでエイドカレーのレシピをまとめておきたいと思います。

カレーレシピだけで無く、エイドに必要な物資やあると便利なものなどもまとめておきます。

何か参考になると嬉しいです。

スパイスカレーとは

大前提に僕の作るカレーはスパイスカレーなのでカレーのルーは使いません。

理由は二つ。

  • 市販のルーは脂分が多すぎ人工添加物もたくさん使ってあるから。
  • 単純にスパイスが好きだから。

スパイスカレーはそもそも馴染みがある欧風カレーと違い、煮込んでおいしくなるものではありません。

ですので、本当はエイドカレーには向いてません。

スパイスカレーがエイドカレーに向かない理由はこんな感じ。

  • 一度に数十人分作ると味の調整が難しい
  • スパイスの香りは出来立てが一番なので時間が経つほど香りが飛ぶ
  • 煮込んでいくと水分が飛び辛さが際立ち、スパイスのバランスが大きく崩れる

ちなみにスパイス=辛いではありません。

唐辛子も使いますけど、様々な香辛料(スパイス)を使うからスパイスカレー。

ですので、極論全く辛くないカレーも作れます。

そんなエイドカレーに向かないスパイスカレーをなんでエイドカレーにしてるのか。

デメリットを補ってもあまりある美味しさと、特徴際立つカレーを作れるから。

また、スパイスは整腸作用、食欲不振改善、血流改善など効果効能もまさにエイドに向いていると思ってます。

初めてエイドを出す人にも、新しくエイドネタを探している人にもスパイスカレーは喜んでもらえるのでおすすめです。

スパイスカレーレシピ

前置きが長くなったので早速レシピ。

基本的には4人前の下記内容を人数分に合わせて作ってます。

4人分スパイスカレーレシピ

食材

  • 肉400g
  • たまねぎ1個
  • にんにく1かけ
  • 生姜1かけ
  • トマト1個
  • ミルク系150g
  • バター20g

スパイス(ホール)

  • カルダモン5粒
  • クローブ5粒
  • シナモン1本
  • ベイリーフ1枚
  • 香草適量

スパイス(パウダー)

  • コリアンダー小さじ2
  • パプリカ小さじ2
  • ダーメリック小さじ1/2
  • ガラムマサラ小さじ1/2
  • カイエンペッパー小さじ1/4

その他塩、油、水

※お肉は鳥でも牛でもジビエでもお好きなものを予算に合わせて。

※ミルク系は牛乳だけだとコクが出にくいので、ココナッツミルクやカシューナッツ(50g)を沸騰したお湯で2〜3分煮て牛乳(100ml)とミキサーにかけたものなどがおすすめ。

ちなみにおすすめなのはカシューナッツと牛乳の方ですが、手間とお金がかかるのでエイドカレーではココナッツミルクを使ってます。

※香草はパクチーやセロリの葉でOK。理想はカレーリーフやカスメリティ。

スパイスカレーは手際が命です。

ですのでまずは下準備。

順番は効率が良い順にやってもらって大丈夫ですが、僕は下記順番で下準備してます。

下準備
  • 肉を一口大よりも小さく切り分ける。
  • たまねぎ、にんにく、生姜をみじん切りにして一つのボールに入れておく。
  • トマトをざく切り。
  • ミルク系を必要量計測して準備。
  • バターを計測して準備。
  • 香草は仕上げ様なのでそれ以外のホールスパイスを小皿にまとめて入れておく。
  • パウダースパイスと小さじ1の塩をまとめて小皿に入れておく。

下準備が整ったら調理に入ります。

スパイスカレーでは出汁やブイヨンなどは使いません。

塩加減とスパイスバランス、食材の火入れによる味の出し方で全体的な味が決まります。

それを前提に作っていきます。

まずは、油にホールスパイスの香りを移します。

サラダ油大さじ1とバター20gを弱火のフライパンに入れ、バターが半分溶けたらホールスパイスを投下。

カルダモンが膨らんでくるのでそのタイミングで、たまねぎ、にんにく、生姜を投入し火力を強めの中火に。

ここでワンポイント!

欧風カレーの様に甘色たまねぎを作りません。

強めの火力で一気に火を入れ、かつ少し焦がすくらいの勢いで6分ほど炒めます。

この少しのコゲがカレーの色合いと香りにもつながるのでびびらずにいきましょう。

意外と6分でたまねぎを炒めるのは短いです。

しっかり色付け、玉ねぎの周りを少し焦がす程度に炒めるには火力は強めが必須。

油断すると焦げすぎるので、焦げてもいいけど焦がしすぎない。

このバランスがむずがしいです。

たまねぎがいい感じで黒く色づいたらトマトを入れます。

火力はそのまま。

トマトをつぶしながら混ぜて水分を飛ばします。

ペースト状になったら火力を最弱にして、パウダースパイスと塩を入れます。

焦げない様に手早く30秒ほど混ぜましょう。

スパイスが混ざったらミルク系を投入し、火力を中火に。

しっかり混ぜて、この時鍋肌のこぶりつきもこそぎ落とししっかり混ぜます。

粘り気が出るまで混ぜたらお肉と水300ml、香草を手で揉みながら香りを出しつつ入れる。

火力をMAXにして一度しっかり一煮立ちさせ、弱火にして10分煮る。

10分後に味見をして塩で味を調整。

以上で出来上がり。

慣れると30分もあれば出来ますが、手際が重要なので下準備が本当に肝です。

あと塩加減はエイドカレーの場合は強めがいいです。

ただキッチンでは美味しいくらいで押さえておいて、当日様子を見ながら調整する方が良いでしょう。

僕は皿によそってから岩塩を1つまみ弱まぶして出してます。

辛いのが苦手な人が多い場合はカイエンペッパーは無しでも良いかと。

このレシピを基準に必要量作っていきます。

一気に寸胴で作るのはおすすめしません。

過去に作りましたが、まずたまねぎをしっかり炒めることが出来ない。

かき混ぜるのも重労働。

味のバランスがものすごくアバウトになりがち。

ですので僕はこんな感じで4人前を複数回に分けて作ります。

出来上がったら寸胴に移してます。

スパイスエイドカレーの必要量と金額

実際にどのくらい作るかはすごく難しいです。

エイドで食べるわけだから一人前まるまるは食べないでしょうが、お腹減らしてくる選手もいます。

天候や気温などでもかなりぶれ幅があるので、ここの見極めは凄く難しい。

カレーは残ったら冷凍できるし、ルーを多めについだりして調整できるのでルーは人数分くらいは作っておくことをおすすめします。

問題はお米。

先日約30人(選手+サポートスタッフ)のイベントでカレーを30人分作っていきましたがルーはぴったりでした。

ただ、予想外にお米が残るという・・・。

その前のイベントではお米が足らずなど同じ人数でも本当に難しいです。

ですので、下記に準備物を明記しますがあくまでも参考値として認識して下さい。

30人分のカレー素材必要数量と金額
  • お肉:3,200g、2,700円
  • たまねぎ:8個、230円
  • にんにく:1房、100円
  • 生姜:1房、100円
  • トマト:8個、400円
  • ココナッツミルク:1,200ml、500円
  • バター:160g、400円
  • スパイス(全部1から揃える前提):約1,500円
  • 香草:1株、300円
  • お米:二升(3kg)、1,200円

合計:7,130円(一人当たり238円)

パウダースパイスはほぼ100均に売ってます。

ホールスパイスもカルディなどに行けばあります。

僕は頻繁にカレー作るのでココでまとめて買ってます。

ちなみに今回のレシピはこの本から抜粋してます。

スパイスカレーを一から学びたい人には超絶お勧めの本です。

今回のレシピも画像を元にしっかり説明してあります。

amazon kindleに入れておけばいつでも材料確認もできるので本当にお勧めの一冊。

エイドカレーに必要な小物類

エイドカレーに必要なものはこんな感じ。

必要準備物
  • お皿
  • スプーン
  • ガスコンロ
  • ガス缶
  • お玉
  • 寸胴鍋

寸胴鍋はピンキリですが、焦げ付きにくいのがお勧めです。

安いのは千円しないものもあるけど鍋底が凄く焦げ付きやすく、せっかく美味しく作れても一気に味が悪くなる事も。

また、ご飯はおにぎりにしておくことをお勧めします。

以前はご飯を炊いて、発泡スチロールやクーラーボックスにラップやビニールを貼って入れてました。

この場合、しゃもじでご飯をつぎ分けるのですが、量がまちまちになったり、後半冷えてくると硬くなり必要分取るのも手間です。

僕は100均のおにぎりの型を買いそれでおにぎり作ってます。

出来上がったおにぎりは、お重や大きなお皿に敷き詰めてます。

また、エイドをよくする人は皿やスプーンは使い捨てでは無く、プラスティックの物がいいです。

ゴミが減るのと、万が一皿やスプーンが足りなくなってもきれいに拭いてウェットティッシュなどで拭けば即座に再利用可能です。

ただ、時期的にウイルス系などが気になる場合は使い捨てにせざる終えませんが。

他にあったら便利なものはこんな感じ。

あると便利グッズ
  • ティッシュ
  • ウェットティッシュ
  • コンロの風除け
  • 足の強いテーブル
  • ヘッデン

ティッシュ系は言わずもがなですが、他3点もあると全然作業効率が違います。

コンロの風除けがないと熱効率が著しく悪くなり、ガス缶の数が無駄に必要になります。

僕はエイドで使うドリンクの空になった段ボール箱を使ってます。

次に足の強いテーブル。

一般的な折り畳みのキャンプ用デーブルは足が弱く揺れやすいので、寸胴を混ぜるのに向きません。

寸胴も重くなりますし、かき混ぜるときにテーブルが揺れ何かと心許ないです。

個人的にはこれがお勧め。

リンクは楽天ですがもっと安いのもあるかも。

「コストコ 折り畳みテーブル」で探すと同じ様なものがたくさん出てきます。

コストコに売ってるのと同じかわかりませんが、このテーブルは重たいですが安定感が桁違いにいいです。

大きめの作りなので、作業もしやすくエイドをよくする人は持ってると使い勝手いいです。

最後に、持ってて便利なのはヘッデン(ヘッドライト)。

夜間のエイドではもちろん真っ暗になるのでランタン系の照明を使いますが、常に手元を照らせるヘッデンがあるのはものすごく便利。

圧倒的に作業効率が良くなります。

100均にもヘッデン売ってるので1つは持っておきましょう。

なんでエイドカレーするの?

最後にこれはどうでもいいことですが、聞かれることがあるのでお答えしておきます。

「エイドするときはサポート費用とかどうしてるんですか?」とたまに聞かれます。

はい。食材費のみでやってます。

あくまでもエイドサポートは趣味の一環ですし、スパイスカレーも趣味です。

趣味+趣味 =趣味なのでお金は頂いてません。

単純に選手のサポートが好きで、好きなカレーを作って喜んでもらえると嬉しいから。

仕事柄自分の顔を覚えてもらい、あわよくば靴下買って欲しいという気持ちが無いかと言われればゼロではないかも。

もちろんそうなれば嬉しいけど、あくまで楽しんでやってることにわざわざビジネスを付加する必要は無い。

そこまで困ってないし、そこまでして利益を欲して無い。

エイドに立ち寄ってくれた人たちが喜んでくれるだけでこっちはハッピー。

ましてや、イベント後にSNSでエイドカレー美味しかったなんてコメントや投稿を見るともうたまらんくらいベリーハッピー。

ただその快楽のためにやってるところがあります。

ということで、新型コロナウイルスの影響で大会出店はなくなりましたが、予定の空いた土日祝日ほぼ全日程個人イベントのカレーエイドしてます。

今週末と来月もカレーエイド。

次のレシピは何にしようかなぁ。

ジビエカレー、キーマカレー、バターチキンカレーときたから次はアレかな。

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